Nobody knows.(誰も知らない)のように、no+名詞が主語の文は、動詞のところにnotなどの否定語がついていないのに、否定文の訳し方をします。
nobodyが「誰もいない」という意味で、knowsは「知っている」だから、
「誰もいない(nobody)は知っている」
→「知っている人の数はゼロである」
→「誰も知らない」
という理屈です。
No player in our team is as good as my brother. (私たちのチームの誰も、私の兄ほど上手ではない)
この文の場合は、no playerが主語で「playerの数はゼロ」つまり「playerは存在しない」ことを意味します。
「no playerはgoodです」つまり「goodなplayerは存在しない」というのがこの文で基本的に表している内容です。
だから、英文の構造通りに訳せば、
「私たちのチームのplayerは、my brotherと同じくらいgoodなのは、存在しない」
となります。つまり、どういうことかと言えば
「私たちのチームの選手は誰も、私の兄ほど上手ではない」
このように意訳できる。というわけです。
ちなみにこれは、「私の兄が一番上手である」と考えれば、「My brother is the best player.」とだいたい同じ内容だということもできます。
◆関連項目
否定文、最上級
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