2020年12月07日

文系コースから理系の大学に合格した生徒の話

学校のコース選択では文系を選んでしまったけど、後になって進路についてよく考えたら、本当は理系の方が興味があった!という生徒さん(Mさん)を指導しています。

Mさんは高2のとき進路希望がまだ固まっていなかったため、そして、数学が向いてないと思い込み、何となく文系コースを選択してしまったそうです。高3になって、自分のやりたいことを真剣に考えるようになったら、やっぱり理系の方に興味があったことに気づいたわけです。

高3はじめからご依頼いただきましたが、最初は「英語関連の学部」を志望している。という話でした。
「でもいまいちピンと来ないんですよね」と言っているので、できるだけいろいろな勉強をして、いろいろな本読んで、いろいろな経験をするように促しました。そんな中で、天体とか宇宙に興味があることが段々と明らかになっていきました。

天体とか宇宙といえばもちろん理系です。物理で「万有引力の法則」とかありますね。普通なら「文系コースだし、理系の大学なんて無理」と諦めてしまうところですが、Mさんから「今からでも理系の勉強間に合いますか?」と相談され「本気でやるなら何とかなるよ」とアドバイスしました。これが6月頃のことです。

いわゆる「進学校」なので、文系でも数学はもともと2Bまでやっていますが、数学3と物理は年度途中から選択することはできません。というわけで、自分が教えました。物理は全くゼロの状態から今まで約半年で、力学、波動、電気までをほぼ終えました。このペースなら年内に磁気までやれそうです。数学3はまだそれほど多くの時間を使っていませんが、とりあえず極限はだいたい終わりました。理系科目は向いてないと本人も学校の先生も思い込んでいたようですが、そうでもありません。

学校では文系コースの授業を受けて、もちろんそれらの科目のテストも受けて、普通の人の2倍近くのことをやる必要がありました。それでも目標ができてがんばった結果、短期間で物理の多くの分野を習得し、志望の理系の大学に合格できたわけです。先日の模試でも、理系コースの生徒の一部より物理もできたようです。

自分の生徒さんの場合はこのようなケースは珍しくありません。的確なサポートがあれば、無理そうに思えることでも実現可能だという良い例だと思います。Mさんと同じように、逆境からでも自分の希望を実現したい人、目標が見つからずモヤモヤしている人、まずはお気軽にご相談ください。


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posted by えま at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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