2020年12月15日

高校化学(用語)「物質量」「アボガドロ定数」

高校化学(用語)「物質量」「アボガドロ定数」

★物質量(amount of substance)

質量数12の炭素の質量が12gになるときの炭素原子の個数が1molであり、このmolで表される数量を物質量という。


★アボガドロ定数(Avogadro constant)

1mol≒6.02×10^23個であり、6.02×10^23をアボガドロ定数という。


アボガドロ定数に等しい個数の粒子があるとき、1molの粒子がある。ということができます。
そして、1molの粒子があるとき、その原子量や分子量、式量にgをつけた質量になる。ことを、まずは覚えましょう!
例えば、Cが1.0molあれば12g,O2が1.0molあれば16×2=32g,NH3が1.0molあれば14+3=17gなどなど。

そして気体の場合は、気体の種類にかかわらず、標準状態での体積は1mol=22.4Lです。
例えば、O2が1.0molでも、NH3が1.0molでも、その他の気体でも標準状態ならば1.0mol=22.4Lです。

モル(物質量)がわかると、質量、体積、個数が全てわかるので、あらゆる分野の計算問題でモルを利用します。
高校化学の数量の計算では、「まずはモルを求める」ことを一つの目標にしておくと良いと思います。


◆関連項目
モル濃度質量パーセント濃度


江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
posted by えま at 20:00| Comment(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN