高校物理「電気」「電位」点D(a/3,0)における電位
◆問題
原点をOとするxy平面上に点A(−a,0),点B(a,0),点C(0,a)がある。
点Aには−2Q[C],点BにはQ[C]の点電荷が固定されている。クーロンの法則の比例定数をk[N・m^2/C^2]、無限遠点における電位を0Vとして次の問いに答えよ。
(1) 点Cにおける電位を求めよ。
(2) 点D(a/3,0)における電位を求めよ。
この記事では(2)を解説します。
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◆解説
(1)のときと同じように、それぞれの電荷による電位を求め、合計すればOKです!
つまり、電気量Q,距離r,比例定数kとして
V=k・Q/r
にそれぞれの値を代入して計算していきましょう!
点A,Bの電荷は変わりません。
点Dの座標は(a/3,0)なので、AD=a/3−(−a)=(4/3)a,BD=a−a/3=(2/3)aです。
それぞれ代入していきましょう!
VAD=k・(−2Q)/(4a/3)
=3k・(−2Q)/4a
=−3kQ/2a
VBD=k・Q/(2a/3)
=3kQ/2a
これらを合わせたものが点Dにおける電位です。
VD=−3kQ/2a+3kQ/2a=0
ということで、点Dはちょうど電位がゼロになる点でした。
次の問題→電荷を移動するのに必要な仕事
◆関連問題
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2020年12月22日
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