■ 問題
「A,B,C,D,Eの5人が円卓を囲んで座るとき、全部で何通りの場合の数があるか求めよ。」
このときは何をすれば良いでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!
■ 選択肢
@ 5人が全員並ぶから、5の階乗
A 5人から5人全員選ぶから、5C5
B 同じ並びで回転しただけの場合は同じ事象だから、5の階乗から
それらを除外して5で割る
C よくわからないけど(5−1)!
★★ お知らせ ★★
AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、各大学の入試対策も行っています。過去問を中心に、基礎からやり直す人から医学部を目指す人まで、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。浪人生や社会人の再受験も基礎から丁寧に指導します!
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。
■ 選択肢の解答
B 同じ並びで回転しただけの場合は同じ事象だから、5の階乗から
それらを除外して5で割る
「円順列は(n−1)の階乗」と覚えている人も多いと思いますが、どうしてそうなるのかも理解しておいた方が良いです。
まず、5人全員を並べるから、その場合の数は5の階乗です。
5人の並びそのものは同じで、5人全員の位置が回転しただけのものが、それぞれ5通りずつあります。その5通りをそれぞれ除外するので、5で割ります。
n個の円順列の場合は、回転して同じになる場合がn通りずつあるので、nの階乗をnで割るから(n−1)の階乗となるのです。
■ 解答解説
では実際に計算してみましょう。
「5人の円順列」なので、(5−1)の階乗です。。
(5−1)!=4!
=4×3×2×1
=24通り
この問題は次の書籍のP.25に掲載されています。書籍では、間違いの選択肢のコメントや、類題とその解答解説も掲載しています。
◆関連項目
順列・組み合わせ、円順列、場合の数・確率まとめ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学