高校物理「磁気」「磁気力に関するクーロンの法則」磁気力から磁気量を求める
◆問題
真空中に、同じ強さの2つのN極の磁極を0.10m離して置いたところ、磁極同士には6.3Nの反発力が生じた。このときの磁極の磁気量の大きさを求めよ。ただし、km=6.3×10^4[N・m2/Wb2]とする。
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◆解説
「磁気力に関するクーロンの法則」は、いわゆる普通の「クーロンの法則」つまり「静電気力に関するクーロンの法則」と同じ形の式になります。
F=km・m1m2/r^2
ですね。
Fは磁気力、kmは比例定数(この問題では6.3×10^4)、m1,m2は磁極の磁気量、rは磁極間の距離です。
これらの値を代入して計算すれば、磁極間に働く磁気力の大きさを求めることができます。
今回の問題では、F=6.3、km=6.3×10^4,m1=m2なのでm1=m2=mとして、r=0.10です。
代入してみると、
6.3=6.3×10^4・m・m/(0.10)^2
まずは両辺を6.3で割って、
1=10^4・m^2/(0.10)^2
(0.10)^2=10^4・m^2
さらに、両辺を入れ替えて10^4で割れば、
m^2=(0.10)^2/10^4
=10^(-2)・10^(-4)
=10^(-6)
よって、m=10^(-3)
有効数字を2桁とすれば、
m=1.0×10^(-3)[Wb]
◆関連問題
「クーロンの法則」AB間にはたらく静電気力
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2021年01月29日
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