2021年02月11日

高校数学「微分」f(x)・g(x)の導関数

高校数学「微分」f(x)・g(x)の導関数

■ 問題

 「f(x)=2x−1,g(x)=x^3−1のとき、f(x)・g(x)の導関数を求めよ」



このとき、スマートに解くには何をすれば良いでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!


■ 選択肢

 @ f'(x)とg'(x)をかける

 A f'(x)とg'(x)を足す

 B (2x−1)(x^3−1)を展開してから微分する

 C f'(x)・g(x)+f(x)・g'(x)を計算する


このときは何をすればよいでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!


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■ 選択肢の解答

 C f'(x)・g(x)+f(x)・g'(x)を計算する

 2つの整式の積を微分するときは、「1個ずつ微分して足す」と考えます。
 商や分数の微分でも同様の考えで計算できますし、今後の様々な関数の微分・積分でも、同様の考えを使う場合があります。しっかり理解して、迷わず確実に計算できるようにしておきましょう!


■ 解答解説

 では早速、積の微分法の計算をしてみましょう!

f(x)=2x−1,g(x)=x^3−1なので、

 {f(x)・g(x)}'
=f'(x)・g(x)+f(x)・g'(x)
=(2x−1)'・(x^3−1)+(2x−1)・(x^3−1)'
=2(x^3−1)+(2x−1)・3x^2
=2x^3−2+6x3−3x^2
=8x^3−3x^2−2


この問題は次の書籍のP.29に掲載されています。書籍では、間違いの選択肢のコメントや計算式、類題とその解答解説も掲載しています。



◆関連項目
関数f(x)=x^2/(x−1)の微分


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ラベル:数学
posted by えま at 23:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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