2021年02月15日

高校数学「微分」f(x)/g(x)の導関数

高校数学「微分」f(x)/g(x)の導関数

■ 問題

 「f(x)=2x−1,g(x)=x^3−1のとき、f(x)/g(x)の導関数を求めよ」


このとき、スマートに解くには何をすれば良いでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!


■ 選択肢

 @ f'(x)をg'(x)で割る

 A 分子と分母をそれぞれ微分してから分数にする

 B 分母はg(x)の2乗、分子はf'(x)・g(x)+f(x)・g'(x)

 C 分母はg(x)の2乗、分子はf'(x)・g(x)−f(x)・g'(x)


このときは何をすればよいでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!


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■ 選択肢の解答

 C 分母はg(x)の2乗、分子はf'(x)・g(x)−f(x)・g'(x)

 分数の微分は、「分母を2乗、分子は積の微分法の式の間の符号を変える」
と理解しておくと使いやすいと思います。
 間の符号がマイナスになるのは、分母は逆数=マイナス1乗を表し、それを積の微分法に従って微分したためです。この理屈を理解し、自分で説明できるようにしておくと、自信を持って計算することができますよ!


■ 解答解説

 では早速、商の微分法の計算をしてみましょう!

f(x)=2x−1,g(x)=x^3−1なので、

{f(x)/g(x)}'={f'(x)・g(x)−f(x)・g'(x)}/{g(x)}^2

このブログでは途中の計算式は省略します。

=(−6x^4+x^3−2)/(x^3−1)^2


この問題は次の書籍のP.33に掲載されています。書籍では、間違いの選択肢のコメントや計算式、類題とその解答解説も掲載しています。



◆関連項目
f(x)・g(x)の微分関数f(x)=x^2/(x−1)の微分


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ラベル:数学
posted by えま at 12:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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