高校物理(用語)「リアクタンス」

高校物理(用語)「リアクタンス」

★リアクタンス(reactance)

交流回路において、コイルやコンデンサーが電流を妨げる度合いをリアクタンスという。


「電流を妨げる度合い」という点においては、抵抗とリアクタンスは同じです。

例えばコイルのリアクタンスをωＬとすれば、電圧Ｖ，電流Ｉとの関係は、

Ｖ＝Ｉ・ωＬ

と表すことができます。
抵抗の場合の「Ｖ＝ＩＲ」と同じですね。


抵抗との違いは、ωの値によってリアクタンスは変化するという点です。
ｆ＝２π／ωなので、リアクタンスは周波数によって変化する。と考えることもできます。


ちなみに、交流の場合でも、「実効値」を用いて計算する場合は、リアクタンスと抵抗は同じものとして扱って問題ありません。


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