■ 問題
次の式を因数分解せよ。
(1) 81a2−169b2
(2) 4x2−20x+25
(3) 4x2−20x−96
解答解説はこのページ下
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適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。
■ 解答解説
xの2乗の項に係数がついている場合は、「x2+ax+b」の形の「かけてb,たしてa」のパターンによる因数分解はできません。
そんなとき中学数学では、ほとんどの問題では、以下の3つのパターンで因数分解できます。
(1) 81a2−169b2
これは「2乗引く2乗の場合」に掲載した問題と全く同じです。
★「a2−b2=(a+b)(a−b)」
「何かの2乗引く何かの2乗」の形のときは、この公式が使えます。
81a2=(9a)2,169b2=(13b)2なので、
81a2−169b2=(9a)2−(13b)2
=(9a+13b)(9a−13b)
(2) 4x2−20x+25
この場合は、★「a2+2ab+b2=(a+b)2」の公式で因数分解できます。
a=2x,b=−5と考えると、
4x2−20x+25=(2x−5)2
(3) 4x2−20x−96
この場合は、上の2つの公式が使える数字の組み合わせではないので、また別の方法を考えます。
式をよく見てみると、係数は全て同じ数4で割ることができると気づくはずです。気づくよう練習してください(笑)
「全部同じ数で割れる」ということは、「その数でくくれる」ので、まずは「共通因数でくくる場合」をやります。
4x2−20x−96
=4(x2−5x−24)
カッコの中身がx2+ax+bの形になったので、あとは普通に「かけてb,足してa」の因数分解をすればOKです。
かけて−24,たして−5の2つの数は、3と−8だから、
=4(x+3)(x−8)
◆関連問題
因数分解の手順
共通因数をくくる場合
公式による因数分解
2乗引く2乗の場合
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ラベル:数学