2021年05月20日

高校化学「カルシウムとマグネシウムの性質」

高校化学「カルシウムとマグネシウムの性質」

◆問題

次の記述は、カルシウムとマグネシウムの少なくとも片方の性質を述べたものである。それぞれの記述の空欄に当てはまる元素記号を記せ。

・炎色反応を示す。( )
・単体は常温で水と反応する。( )
・酸化物は水と反応しにくい。( )
・水酸化物の水溶液は強い塩基性を示す。( )
・硫酸塩は水に溶けやすい。( )
・炭酸塩は塩酸に溶ける。( )


★★ お知らせ ★★

AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、各大学の入試対策も行っています。過去問を中心に、基礎からやり直す人から医学部を目指す人まで、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。浪人生や社会人の再受験も基礎から丁寧に指導します!
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。


◆解答

・炎色反応を示す。(Ca)
→カルシウムは橙赤色の炎色反応を示す。

・単体は常温で水と反応する。(Ca)
→マグネシウムは熱水と反応する。

・酸化物は水と反応しにくい。(Mg)
→酸化カルシウムは水と反応してCa(OH)2を生じ、多量の熱を発生する。

・水酸化物の水溶液は強い塩基性を示す。(Ca)
→Mg(OH)2は水に溶けにくい。

・硫酸塩は水に溶けやすい。(Mg)
→硫酸カルシウムは水に溶けにくい。硫酸カルシウム二水和物CaSO4・2H2Oはセッコウ。

・炭酸塩は塩酸に溶ける。(Ca,Mg)
→「炭酸塩+塩酸」は、「弱酸の塩+強酸」の組み合わせだから、反応が起こる。これらの炭酸塩が溶けると二酸化炭素が発生する。


◆関連項目
アルカリ土類金属
典型金属元素まとめ


江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
posted by えま at 14:00| Comment(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN