先日発売した10秒でわかる高校数学1A「数と式」の考え方から1問ご紹介します。
■ 問題
「次の不等式を解け。
|x+2|≦5」
このときは、絶対値の中身がプラスの場合とマイナスの場合で分けることもできますが、他の考え方もできます。それはどういう方法でしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!
■ 選択肢
@ 絶対値が5以下だから、x+2≦5
A 絶対値が5以下だから、x+2≦−5
B 絶対値が5以下だから、−5≦x+2≦5
C 絶対値が5以下だから、x≦5
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AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、各大学の入試対策も行っています。過去問を中心に、基礎からやり直す人から医学部を目指す人まで、理系文系全科目の指導が可能です。
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■ 選択肢の解答
B 絶対値が5以下だから、−5≦x+2≦5
絶対値が5以下ということは、原点からの距離が5以下です。原点からの距離が5の点は5と−5なので、それらよりも原点に近い範囲ということで、
「−5から5」となります。
■ 解答解説
絶対値が5以下だから、「−5から5」という考えて解いてみましょう!
−5≦x+2≦5
真ん中をxだけにするために、それぞれ−2します。
−5−2≦x+2−2≦5−2
それぞれ計算すれば、
−7≦x≦3
この問題は次の書籍のP.37に掲載されています。書籍では、場合分けした場合の解き方、間違いの選択肢のコメントや見やすい計算式、類題とその解答解説も掲載しています。
◆類題
絶対値を含む方程式(基本)
絶対値を含む方程式(やや難しい)
絶対値の中身がプラスの場合とマイナスの場合で分けるとき
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ラベル:数学