2021年05月26日

高校数学「平方根」「分母の有理化」2/(√5+1)

高校数学「平方根」「分母の有理化」2/(√5+1)

先日発売した10秒でわかる高校数学1A「数と式」の考え方から1問ご紹介します。


■ 問題

「 次の分数の分母を有理化せよ。
2/(√5+1)」



この場合も、有理化なので分子と分母に何かをかけますが、
何をかければでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!


■ 選択肢

 @ √5 をかける

 A  √5+1をかける

 B  √5−1をかける

 C  分子と分母を2乗する


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■ 選択肢の解答

 B  √5−1をかける

 分母に複数の項があるときの有理化は、展開の公式を使います。
 「(a+b)(a−b)=a^2−b^2」が使えるようにかければ、2乗の項だけが残るので、ルートが消える。というわけです。


■ 解答解説

 この分数の分母を有理化するには、分子と分母に√5−1をかけます。やってみましょう!

 {2/(√5+1)}・{(√5−1)/(√5−1)}
=2(√5−1)/(√5^2−1^2)
=2(√5−1)/(5−1)
=2(√5−1)/4
=(√5−1)/2


この問題は次の書籍のP.49に掲載されています。書籍では、場合分けした場合の解き方、間違いの選択肢のコメントや見やすい計算式、類題とその解答解説も掲載しています。



◆類題
1/(√2+√3)


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ラベル:数学
posted by えま at 21:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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