2021年06月02日

高校数学「データの分析」10個のデータの中央値

高校数学「データの分析」中央値

好評発売中の10秒でわかる!数学1A「命題と集合」「データの分析」の考え方から1問ご紹介します。中学の「資料の整理」でも登場する「中央値」についての問題です。


■ 問題

「次のような10個のデータがある。
 13,21,17,16,25,20,12,18,16,19
 このデータの中央値を求めよ。」



このときは何をすれば良いでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!


■ 選択肢

 @ 真ん中の数だから、平均値を求める

 A 真ん中の数だから、左から5番目の数を答える

 B 真ん中の数だから、右から5番目の数を数える

 C データの小さい順に並べて、順番が真ん中の数を答える


★★ お知らせ ★★

AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、各大学の入試対策も行っています。過去問を中心に、基礎からやり直す人から医学部を目指す人まで、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。浪人生や社会人の再受験も基礎から丁寧に指導します!
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。


■ 選択肢の解答

 C データの小さい順に並べて、順番が真ん中の数を答える

 「中央値」とは、大きさの順番がちょうど真ん中の値のことです。
 つまり、「中央値」を知りたいときは、データの値の順に並べ替えて、順番が真ん中の値を見つけます。
 ただし、データの個数が偶数のときは、ちょうど真ん中の数はないので、真ん中に近い2つの数の平均をとります。


■ 解答解説

 13,21,17,16,25,20,12,18,16,19

 これら10個のデータを小さい順に並べると、次のようになります。

 12,13,16,16,17,18,19,20,21,25

 データの個数が10個で偶数なので、中央値は5番目と6番目の平均です。
小さい順に5番目と6番目は17,18ですね。この2つの平均は、

(17+18)÷2=17.5

よって、このデータの中央値は、17.5です。


この問題は次の書籍のP.17に掲載されています。書籍では、間違いの選択肢のコメントや類題とその解答解説も掲載しています。



◆関連項目
中央値
データの分析まとめ


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学
posted by えま at 12:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN