2021年06月03日

高校数学「データの分析」分散から標準偏差を求める

高校数学「データの分析」分散から標準偏差を求める

好評発売中の10秒でわかる!数学1A「命題と集合」「データの分析」の考え方から1問、ブログ用に再編集してご紹介します。


■ 問題

「40人の生徒に対して行われたあるテストの得点のデータの分散は2.94である。標準偏差を求めよ。」


このときは何をすれば良いでしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!


■ 選択肢

 @ 標準偏差は2.94

 A 2.94を2乗する

 B 2.94の平方根をとる

 C 2.94を逆数にする


★★ お知らせ ★★

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■ 選択肢の解答

 B 2.94の平方根をとる

 分散の平方根が標準偏差です。
 そして、分散は偏差(平均値との差)の2乗の平均値です。
分散は2乗の平均なので、それをルートすることによって、単位がもとの値と等しくなり、データの散らばり具合を比較しやすくなります。


■ 解答解説

 標準偏差を求めるためには、分散が必要。
 分散を求めるためには、偏差が必要。
 偏差は、平均との差。

 今回の問題では、分散が2.94とわかっているので、求める標準偏差は

√2.94=1.71…


この問題は次の書籍のP.29に掲載されています。書籍では、実際のデータの表や分散を求めるまでの計算式、間違いの選択肢のコメントや類題とその解答解説も掲載しています。



◆関連項目
分散と標準偏差中央値
データの分析まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 12:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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