高校化学「有機化合物」セッケンの性質
◆問題
セッケンに関する次の文章の空欄に適語を入れてください。
油脂を水酸化ナトリウム水溶液で(@)すると、高級脂肪酸の塩が得られる。
これがセッケンであり、セッケンの水溶液は弱い(A)性を示す。
セッケンは親油性の(B)基と、親水性の(C)を持つ。
水溶液中では(B)基を内側にして集まり油分を取り囲み、(D)を形成する。(D)は親水性の部分が外側を向いていて、水中に分散される。この作用を(E)作用という。
Ca2+やMg2+などの多い(F)中では、難溶性の塩を生じるため、洗浄力が低下する。
解答解説はこのページ下
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◆解答
@けん化、A塩基、B炭化水素、C−COO−、Dミセル、E乳化、F硬水
油脂を水酸化ナトリウム水溶液でけん化すると、高級脂肪酸の塩が得られる。
これがセッケンであり、セッケンの水溶液は弱い塩基性を示す。
セッケンは親油性(疎水性)の炭化水素基と、親水性の−COO−を持つ。
水溶液中では炭化水素基を内側にして集まり、油分を取り囲み、ミセルを形成する。ミセルは親水性の部分が外側を向いていて、水中に分散される。この作用を乳化作用という。
Ca2+やMg2+などの多い硬水中では、難溶性の塩を生じるため、洗浄力が低下する。
◆関連項目
油脂、セッケン
脂肪族炭化水素
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2021年07月22日
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