2021年07月29日

高校物理「熱力学」9000Jのときの温度上昇

高校物理「熱力学」9000Jのときの温度上昇

◆問題

質量200[g]の鉄製の容器Aに、水150[g]が入っている。鉄の比熱を0.45[J/(g・K)],水の比熱を4.2[J/(g・K)]として、次の問いに答えよ。

(1) 容器Aの熱容量を求めよ。

(2) 容器Aと水全体の温度を1K上げるのに必要な熱量を求めよ。

(3) 9000Jの熱量を全体に与えたときの、温度上昇を求めよ。ただし、熱量は全て温度上昇に使われるものとする。


この記事では(3)を解説します。


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◆解説

(2)で求めたように、全体を1K上げるには、720Jの熱量が必要です。

9000Jの熱量ならば、


9000÷720=12.5[K]


有効数字を2桁とすれば、13[K]だけ温度が上がることがわかります。


この問題の最初に戻る→容器Aの熱容量


◆関連項目
比熱熱容量
熱力学まとめ


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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