高校物理「気体の分子運動と圧力」力積の大きさと向き
◆問題
質量mの気体分子が速さvで右向きに運動しているとする。これらの分子は一辺の長さがlの正方形の壁に垂直に弾性衝突して、跳ね返っている。このとき、つぎの問いに答えよ。
(1) 1個の分子から壁が受ける力積の向きと大きさを求めよ。
★★ お知らせ ★★
AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、学校の授業の補習、定期テスト対策だけでなく、「大学入試共通テスト」の対策授業を行っています。
従来のセンター試験や試行テストの内容を踏まえて、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。
◆解説
この問題の気体分子の衝突前の速さはvで、壁に対して垂直に跳ね返り、弾性衝突をするので、衝突後の速さは−vです。
力積は運動量の変化に等しいので、
mv−(−mv)=2mv
気体分子は右向きに進んでいて、跳ね返って左向きに進むはずなので、気体分子が受けた力積は左向き。
作用・反作用によって、壁はその反対向きの力積を受けるので、壁が気体分子から受けた力積は右向きになります。
よって、「右向きに2mv」
次の問題→壁が時間tの間に受ける力積と圧力
◆関連項目
熱力学まとめ
江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2021年07月30日
この記事へのコメント
コメントを書く
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN