2021年10月11日

高校物理「電気」ダイオードを含む回路A

高校物理「電気」ダイオードを含む回路A

内部抵抗の無視できる電源E,抵抗R,ダイオードD1を直列に接続した回路を作る。D1の前後に導線をつなぎ、D1と同じ特性を持つダイオードD2をD1と並列になるように接続する。
電源の起電力は5.0[V]、抵抗Rの抵抗値は500[Ω]、ダイオードD1にかかる電圧をVd[V]、流れる電流をId[A]とする。

(1) 抵抗Rを流れる電流と電圧を、Id,Vdを用いて表せ。

(2) IdをVdの式で表せ。


この記事では(2)を解説します。


共通テスト・センター過去問



(1)より、抵抗Rを流れる電流は2Id[A],電圧は5.0−Vd[V]であることがわかりました。

問題文より、抵抗Rの抵抗値は500Ωです。

見た目は難しそうですが、これらがわかれば、あとは中学理科の範囲でもわかってしまいますね!

オームの法則V=RIより、

5.0−Vd=500×2Id

IdをVdの式で表すので、Idについて解きます。

1000Id=5.0−Vd
    Id=(5.0−Vd)/1000


ちなみに、縦軸をI,横軸をVとしたグラフを考えれば、この式は1次関数となります。
電流−電圧特性曲線と組み合わせれば、ダイオードや抵抗に流れる電流を求めることが出来ます。


(1) 抵抗Rを流れる電流と電圧を、Id,Vdを用いて表せ。に戻る


◆関連項目
電気・磁気まとめ


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posted by えま at 07:00| Comment(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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