高校物理「電気」ダイオードを含む回路A
内部抵抗の無視できる電源E,抵抗R,ダイオードD1を直列に接続した回路を作る。D1の前後に導線をつなぎ、D1と同じ特性を持つダイオードD2をD1と並列になるように接続する。
電源の起電力は5.0[V]、抵抗Rの抵抗値は500[Ω]、ダイオードD1にかかる電圧をVd[V]、流れる電流をId[A]とする。
(1) 抵抗Rを流れる電流と電圧を、Id,Vdを用いて表せ。
(2) IdをVdの式で表せ。
この記事では(2)を解説します。
共通テスト・センター過去問
(1)より、抵抗Rを流れる電流は2Id[A],電圧は5.0−Vd[V]であることがわかりました。
問題文より、抵抗Rの抵抗値は500Ωです。
見た目は難しそうですが、これらがわかれば、あとは中学理科の範囲でもわかってしまいますね!
オームの法則V=RIより、
5.0−Vd=500×2Id
IdをVdの式で表すので、Idについて解きます。
1000Id=5.0−Vd
Id=(5.0−Vd)/1000
ちなみに、縦軸をI,横軸をVとしたグラフを考えれば、この式は1次関数となります。
電流−電圧特性曲線と組み合わせれば、ダイオードや抵抗に流れる電流を求めることが出来ます。
(1) 抵抗Rを流れる電流と電圧を、Id,Vdを用いて表せ。に戻る
◆関連項目
電気・磁気まとめ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2021年10月11日
この記事へのコメント
コメントを書く
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN