中学理科「地震波」地震波の記録を用いて距離を求める
◆問題
次の地震波の記録を用いて、地点Cの震源地からの距離を求めよ。
|震源地からの距離|P波|S波|
地点A|56km |13時43分50秒|13時43分56秒|
地点B|112km|13時43分58秒|13時44分10秒|
地点C|( )km |13時44分02秒|13時44分17秒|
解答解説はこのページ下
入試直前には、このような問題集も活用するとよいと思います!
◆解答解説
地震波は、地面の岩盤の中を一定の速さで進むと考えます。
一定の速さなので、いわゆる「みはじ」で計算することができます。
地点A|56km |13時43分50秒|13時43分56秒|
地点B|112km|13時43分58秒|13時44分10秒|
地点C|( )km |13時44分02秒|13時44分17秒|
まず、地点Aと地点Bを比べてみると、
距離は、112km−56km=56km
時間はP波に注目すれば、13時43分58秒−13時43分50秒=8秒
これらから、この地震のP波は8秒で56km進むことがわかります。
つまり、56km/8秒=7km/秒の速さです。
次にB地点とC地点を比べてみると、P波の到達時間は4秒の差があります。
P波の速さは7km/秒なので、4秒で28km進みます。
ということで、地点Cの震源地からの距離は、112km+28km=140km
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2021年10月27日
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