2021年10月27日

中学理科「地震波」地震波の記録を用いて距離を求める

中学理科「地震波」地震波の記録を用いて距離を求める

◆問題

次の地震波の記録を用いて、地点Cの震源地からの距離を求めよ。

   |震源地からの距離|P波|S波|
地点A|56km |13時43分50秒|13時43分56秒|
地点B|112km|13時43分58秒|13時44分10秒|
地点C|( )km |13時44分02秒|13時44分17秒|


解答解説はこのページ下


入試直前には、このような問題集も活用するとよいと思います!



◆解答解説

地震波は、地面の岩盤の中を一定の速さで進むと考えます。
一定の速さなので、いわゆる「みはじ」で計算することができます。


地点A|56km |13時43分50秒|13時43分56秒|
地点B|112km|13時43分58秒|13時44分10秒|
地点C|( )km |13時44分02秒|13時44分17秒|


まず、地点Aと地点Bを比べてみると、

距離は、112km−56km=56km
時間はP波に注目すれば、13時43分58秒−13時43分50秒=8秒

これらから、この地震のP波は8秒で56km進むことがわかります。

つまり、56km/8秒=7km/秒の速さです。

次にB地点とC地点を比べてみると、P波の到達時間は4秒の差があります。

P波の速さは7km/秒なので、4秒で28km進みます。

ということで、地点Cの震源地からの距離は、112km+28km=140km


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | 中学理科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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