高校物理(用語)「共振回路」
★共振回路(resonance circuit)
コイルとコンデンサーの間のエネルギー移動を利用した電気回路を共振回路という。
高校物理では特に、RLC直列回路において、I0が最大の場合つまり、インピーダンスZがRと等しい場合を考える。
Z=√{R2+(ωL−1/ωC)2}だから、Z=Rのとき電流は最大で、ωL−1/ωC=0が成り立つ。これをωについて解くと、ω=1/√(LC)が得られる。
このωが共振角周波数ω0であり、f=ω/2πより、f=1/2π√(LC)が共振周波数f0となる。
RLC直列回路ではωの値によってインピーダンスZが変化します。Zが様々な値をとる中で、回路に共振周波数と一致する周波数の交流電圧を加えるとZが最小になり、回路に大きな電流が流れます。この状態を共振といい、その状態の電気回路を共振回路というわけです。
上の繰り返しになりますが、共振する条件は、
I0が最大つまりインピーダンスが最小。つまりωL−1/ωC=0だから、ω=1/√(LC)になる。
のですね!
◆ 関連項目
コンデンサー、インピーダンス、RLC直列回路の電圧等の問題
電気・磁気まとめ
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2021年11月12日
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