■ 問題
x2−6x+k<0の整数解が3だけであるようなkの値の範囲を求めよ。
解答解説はこのページ下です。
■ 解答解説
この問題に限らず、2次不等式の問題は、グラフを使って考えます。
x2−6x+k<0の解は、y=x2−6x+kのグラフがx軸より下を通る範囲を表します。
「整数解が3だけ」になるためには、この「x軸より下」の範囲に3だけが入ればOKというわけです。
そして、y=x2−6x+kのグラフは下に凸なので、「x軸より下」の範囲に3だけが入るためには、2と3の間と3と4の間でx軸と交わればいい。ということができます。
f(x)=x2−6x+kとすると、
2と3の間でx軸と交わるならば、f(2)>0,f(3)<0ですね。
さらに、3と4の間でx軸と交わるならば、f(3)<0,f(4)>0です。
これらを全て満たす範囲が求めるkの範囲です。
計算してみましょう!
f(2)=22−6×2+k
=4−12+k
=−8+K>0
k>8
f(3)=32−6×3+k
=9−18+k
=−9+k<0
k<9
f(4)=42−6×4+k
=16−24+k
=−8+k>0
k>8
これらの共通範囲は、8<k<9
◆関連項目
2次不等式3x−2x^2<6
2次関数まとめ
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ラベル:数学