2021年11月30日

高校化学「高分子化合物」デンプンの特徴

高校化学「高分子化合物」デンプンの特徴

■問題

空欄に適語を入れよ。

デンプンは、多数の(@)が脱水縮合した構造で、長い鎖状の分子である。デンプン分子には、(@)がα−1,4−グリコシド結合で連なった直鎖状構造の(A)と、(B)結合による枝分かれ構造をもつ(C)があり、(A)は熱水に溶けやすい。
デンプン水溶液は、強い光を当てると光の通路が輝いて見える(D)現象が見られることから、(E)溶液になっていることがわかる。
デンプン水溶液を酵素アミラーゼで加水分解すると、(F)を経て、二糖の(G)を生じる。さらに(G)は酵素(H)で加水分解して単糖のグルコースに分解される。


共通テスト・センター過去問




■解答

@α−グルコース,Aアミロース,Bα−1,6−グリコシド,Cアミロペクチン,Dチンダル,Eコロイド,Fデキストリン,Gマルトース,Hマルターゼ

デンプンは、多数のα−グルコースが脱水縮合した構造で、長い鎖状の分子である。デンプン分子には、α−グルコースがα−1,4−グリコシド結合で連なった直鎖状構造のアミロースと、α−1,6−グリコシド結合による枝分かれ構造をもつアミロペクチンがあり、アミロースは熱水に溶けやすい。
デンプン水溶液は、強い光を当てると光の通路が輝いて見えるチンダル現象が見られることから、コロイド溶液になっていることがわかる。
デンプン水溶液を酵素アミラーゼで加水分解すると、デキストリンを経て、二糖のマルトースを生じる。さらにマルトースは酵素マルターゼで加水分解して単糖のグルコースに分解される。


◆関連項目
グルコースマルトース高分子化合物


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posted by えま at 07:00| Comment(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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