■ 問題
∫x2exdxの不定積分を求めよ。
関数の積を積分するときは部分積分法を使います。
解答解説はこのページ下です。
■ 解答解説
部分積分法の基本的なやり方はこちらをごらんください。
2つの関数の積を積分する方法が部分積分法です。
積の微分法の逆から式を作ることができると理解しておくと、公式として覚えていなくても解くことができます。
f(x)=x2,g'(x)=exとすると、f'(x)=2x,g(x)=exです。
∫x2exdx
=x2・ex−∫2x・exdx
=x2・ex−2∫x・exdx
ここで、∫x・exdxの部分もまた積なので、もう一度部分積分法を使います。
=x2・ex−2(x・ex−∫1・exdx)
=x2・ex−2(x・ex−ex)+C
これで終わりでも間違いとは言えませんが、exが共通しているので、くくっておいた方が良いでしょう!
=ex(x2−2x+2)+C
◆関連項目
不定積分、部分積分法
対数関数の微分
微分積分(数学3)まとめ
江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学