■ 問題
f(x)=√3・cos{(5/4)x−π/2},g(x)=−sin{(5/4)x−π/2}について、次の問いに答えよ。
(1) f(x)をサインを用いてできるだけ簡単な形で表せ。
(2) g(x)をコサインを用いてできるだけ簡単な形で表せ。
(3) f(x)・g(x)をサインのみを使ってできるだけ簡単な形で表せ。
この記事では(3)を解説します。
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■ 解答解説
(1)よりf(x)=√3・sin(5/4)x
(2)よりg(x)=cos(5/4)x
であることがわかりました。
今回はこれらの積を求めます。
もちろん
f(x)・g(x)=√3・sin(5/4)x・cos(5/4)x
ですが、これをサインだけで表すことを考えます。
角度の部分は同じで、サインとコサインがかけてあるので・・・
サインの2倍角の公式を使うことができます。
sin2α=2sinαcosα
ですね。
これを使えるように式を変形してみます。
√3・sin(5/4)x・cos(5/4)x
=(√3/2)・2sin(5/4)x・cos(5/4)x
こうすれば係数に2が出てきたので、2倍角の公式を使うことができます。
=(√3/2)・sin(2・5/4)x
=(√3/2)sin(5/2)x
これでサインのみを使ってf(x)・g(x)を表すことができました。
この問題の最初に戻る→(1) f(x)をサインで表す
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三角関数まとめ
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ラベル:数学