高校化学(用語)「けん化」「けん化価」

高校化学(用語)「けん化」「けん化価」

★けん化(saponification)
・油脂が強塩基の水溶液と反応して、脂肪酸の塩とグリセリンを生成する反応をけん化という。

★けん化価(saponification value)
・油脂１ｇをけん化するのに必要な水酸化カリウムのｍｇ数をけん化価という。


けん化価に関する計算では、油脂は脂肪酸とグリセリンのエステルで、グリセリン１個に対して脂肪酸３個が結合することを忘れずに！
また、脂肪酸の分子量が大きくなると、油脂１ｇの分子数は減少するので、けん化に必要な水酸化カリウムは少なくなり、つまりはけん化価は小さくなることも頭に入れておくとよいと思います。


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◆関連項目
脂肪族まとめ


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