高校物理「交流電流」「振動回路」1.0×10^(-3)FのコンデンサーC、コイルL、スイッチSの振動回路A
10Vの電源で充電された1.0×10^(-3)FのコンデンサーC、コイルL、スイッチSを直列につないだ回路がある。スイッチSを閉じると、6.2×10^(-3)S後にCの電圧ははじめて0Vになった。π=3.1として次の問いに答えよ。
(1) この振動回路の周期を求めよ。
(2) コイルLの自己インダクタンスを求めよ。
共通テスト・センター過去問
振動回路の固有振動数fは、次の式で表されます。
f=1/2π・√(LC)
(1)で周期T=2.48×10^(-3)がわかっているので、T=1/fを使って固有振動数の式を書き直して
T=2π・√(LC)
Lを求めるので、Lについて解いておきます。
T^2=4π^2・(LC)
L=T2/4π2・C
これに、Tの値と、π=3.1,C=1.0×10^(-3)を代入すると、
L=(2.48×10-3)2/(4×3.12×1.0×10-3)
=4・4・10-3
=16×10-3
=1.6×10-2H
この問題の最初に戻る→(1) この振動回路の周期を求めよ。
◆関連項目
自己インダクタンス5.0Hのコイル、30Vで充電された2.0×10^(-7)Fのコンデンサー、スイッチを直列に接続したときの電気振動
電気振動、RLC直列回路、コンデンサー
電気・磁気まとめ
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