高校物理「電子と光」セシウムの仕事関数
◆問題
セシウムの限界振動数は4.6×1014Hzである。この仕事関数は何Jか求めよ。ただし、プランク定数を6.6×10-34J・sとする。
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良問の風物理頻出・標準入試問題集 (河合塾シリーズ)
金属表面に光を当てると、電子が飛び出す現象を光電効果といい、このとき飛び出す電子を光電子とよびます。
光電子が飛び出す最小の振動数は金属の種類により異なり、その最小の振動数ν0を限界振動数といいます。
そして、金属内部の電子を飛び出させるには仕事が必要であり、この仕事の最小値Wを仕事関数といいます。
今回の問題では、その限界振動数が4.6×1014Hzであるときの仕事関数を求めます。
振動数νの光は、E=hνのエネルギーをもち、このエネルギーにより電子に仕事をして、電子が飛び出す。と考えられます。
だから、求める仕事は、
E=6.6×10-34×4.6×1014
=30.36×10-20
=3.036×10-19
有効数字を2桁とすれば、3.0×10-19J
◆関連項目
光子のエネルギーと運動量
原子まとめ、電気・磁気まとめ
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2022年04月20日
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