高校化学「高分子化合物」グリシンとフェニルアラニンからなるジペプチドの異性体
■問題
グリシンとフェニルアラニンからなるジペプチドについて、考えられる構造式を全て答えよ。ただし、鏡像異性体は考慮しなくてよい。
大学受験を見据えた日々の学習におすすめの問題集です。
化学の良問問題集[化学基礎・化学]
■解答
グリシンは「H−CH(NH2)−COOH」、フェニルアラニンは「C6H5−CH2−CH(NH2)−COOH」で表されます。
ペプチドは、−COOHと−NH2の脱水縮合により生じます。
だから、ペプチドの異性体を考えるときは、−COOHと−NH2の組み合わせ方を考えれば良いですね。
これらのアミノ酸からなるジペプチドは、
@グリシンの−COOHとフェニルアラニンの−NH2からの脱水
Aグリシンの−NH2とフェニルアラニンの−COOHからの脱水
の2パターンが考えられます。
構造式は以下のようになります。
@
C6H5
|
H CH2
| |
H2N−CH−CO−NH−CH−COOH
A
C6H5
|
CH2 H
| |
H2N−CH−CO−NH−CH−COOH
txtで記述しているため、フォントによっては線の位置がずれると思いますが、もとのグリシンとフェニルアラニンの示性式と見比べて、どこに何がついているか把握してください。
◆関連項目
アミノ酸、グリシン
高分子化合物
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2022年04月28日
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