高校物理「万有引力」木星の公転周期
◆問題
木星と地球は太陽を中心とする円軌道を周回し、木星の円軌道の半径は地球の5.2倍であるとき、木星の公転周期を求めよ。ただし、地球の公転周期は1年、√(5.2)=2.28とする。
解答解説はこのページ下
★★ お知らせ ★★
AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、学校の授業の補習、定期テスト対策だけでなく、「大学入試共通テスト」の対策授業を行っています。
従来のセンター試験や試行テストの内容を踏まえて、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。
◆解説
惑星の公転周期について考えるときは、ケプラーの第3法則を使います。
T^2/r^3=k
惑星の公転周期の2乗と、楕円軌道の半長軸の3乗の比は一定である。という意味です。
今回の問題では、円軌道とみなすので、周期の2乗と半径の3乗の比は一定です。
つまり、地球でも木星でも、T^2/r^3の値は変わらない。というわけです。
地球の公転軌道の半径をrとすると、木星の公転軌道の半径は5.2rですね。
だから、
T^2/(5.2r)^3=1^2/r^3
このような等式が成り立ちます。
両辺のrを消去して計算していくと、
T^2/(5.2)^3=1
T^2=(5.2)^3
T=√(5.2)^3
T=5.2√(5.2)
T=5.2×2.28=11.856
有効数字を2桁とすれば、12年
◆関連項目
ケプラーの法則
円運動・単振動・万有引力まとめ
江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2022年05月26日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
こんなヤツです

年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN
