日本史「平安王朝の形成」唐風文化と平安仏教�@

日本史「平安王朝の形成」唐風文化と平安仏教�@

◆問題

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平安遷都から９世紀末頃までの平安京の貴族を中心とした文化を、嵯峨天皇・清和天皇時代の年号から、(�@)文化と呼ぶ。文芸を中心として国家の隆盛を目指す(�A)の思想が広まり、漢文学の発展、天台宗・真言宗など密教の広がりがみられた。

嵯峨天皇は、平安宮の殿舎の名称や宮廷の儀式などに唐風の様式を取り入れ、文学・学問に長じた文人・貴族を政治に登用する方針をとったため、漢文学がさかんになった。著名な文人としては、嵯峨天皇・(�B)・小野篁・(�C)らが知られている。この時代のおもな著作物には、(�B)の漢詩文作成に関する評論『文鏡秘府論』、詩文集『性霊集』、(�C)の『菅家文草』などがある。

大学での学問も重んじられ、儒教を学ぶ明経道や、中国の歴史・文学を学ぶ紀伝道がさかんになり、貴族は子弟の教育のために大学別曹を設けた。空海は、庶民に対しても教育の門戸を開いた(�D)を創設した。


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日本史用語集 改訂版 A・B共用


�@弘仁・貞観、�A文章経国、�B空海、�C菅原道真、�D綜芸種智院

平安遷都から９世紀末頃までの平安京の貴族を中心とした文化を、嵯峨天皇・清和天皇時代の年号から、弘仁・貞観文化と呼ぶ。文芸を中心として国家の隆盛を目指す文章経国の思想が広まり、漢文学の発展、天台宗・真言宗など密教の広がりがみられた。

嵯峨天皇は、平安宮の殿舎の名称や宮廷の儀式などに唐風の様式を取り入れ、文学・学問に長じた文人・貴族を政治に登用する方針をとったため、漢文学がさかんになった。著名な文人としては、嵯峨天皇・空海・小野篁・菅原道真らが知られている。この時代のおもな著作物には、空海の漢詩文作成に関する評論『文鏡秘府論』、詩文集『性霊集』、菅原道真の『菅家文草』などがある。

大学での学問も重んじられ、儒教を学ぶ明経道や、中国の歴史・文学を学ぶ紀伝道がさかんになり、貴族は子弟の教育のために大学別曹を設けた。空海は、庶民に対しても教育の門戸を開いた綜芸種智院を創設した。


前の問題→地方と貴族社会の変貌�A
次の問題→唐風文化と平安仏教�A


原始・古代まとめ


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