2022年07月19日

高校物理「力のモーメント」台に物体をのせて単振動させたとき@

高校物理「力のモーメント」台に物体をのせて単振動させたとき@

◆問題

ばね定数kの軽いばねの下端を床に固定し、上端に質量Mの水平な台を取り付けた。この台の上に質量mの物体をのせ、物体と台が離れないように鉛直方向に単振動させる。重力加速度をgとして次の問いに答えよ。

(1) 装置全体がつりあいの状態にあるとき、自然長からのばねの縮みを求めよ。


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◆解説

つりあいの状態は、物体が静止しているときの状態です。

物体と台にはもちろん重力がかかっていて、それでも静止しているのは、バネが支えているからですね。
つまり、

「物体の重力+台の重力=ばねの弾性力」

という式を立てることができます。
ばねの縮みをlとすると、

mg+Mg=kl

あとはコレをlについて解きます。

l=(mg+Mg)/k
 =g(m+M)/k


次の問題→物体の加速度


■関連問題
バネにつるされた棒に2つのおもりがつるされたとき

力のモーメント・運動量まとめ


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posted by えま at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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