2022年07月20日

高校物理「力のモーメント」台に物体をのせて単振動させたときB

高校物理「力のモーメント」台に物体をのせて単振動させたときB

◆問題

ばね定数kの軽いばねの下端を床に固定し、上端に質量Mの水平な台を取り付けた。この台の上に質量mの物体をのせ、物体と台が離れないように鉛直方向に単振動させる。物体のつり合いの位置からの変位をx,重力加速度をgとして次の問いに答えよ。

(1) 装置全体がつりあいの状態にあるとき、自然長からのばねの縮みを求めよ。

(2) 台と物体が一体となって単振動しているときの物体の加速度aを求めよ。

(3) 台が物体を押す力fを求めよ。


この記事では(3)を解説します。


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◆解説

物体にはもちろん重力がかかります。
そして、物体は台から押されて加速度を生じます。
だから、

ma=f−mg

このような式が成り立ちます。
つまり、

f=mg+ma

ですね。
(2)よりa=−kx/(m+M)だから、

f=mg−kxm/(m+M)
 =m{g−kx/(m+M)}


次の問題→単振動の振幅


■関連問題
バネにつるされた棒に2つのおもりがつるされたとき

力のモーメント・運動量まとめ


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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