2022年10月01日

高校物理「波動」「ドップラー効果」音源と観測者両方が移動するとき

高校物理「波動」「ドップラー効果」音源と観測者両方が移動するとき

◆問題

直線上を音源が640Hzの音を出しながら20m/sで走っている。この音源に向かって、観測者が5.0m/sで近づいているとき、観測者が聞く音の振動数は何Hzか?ただし、音速を340m/sとする。


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◆解説

ドップラー効果の問題ですね。
観測者が聞く音の振動数をf',音源の振動数をf,音速をV,音源の速度をvs,観測者の速度をvoとすると、

f'={(V−vo)/(V−vs)}f

の式が成り立ちます。

今回の問題では、音源も観測者も動いています。
音源の速さは20m/s,観測者の速さは5.0m/sなので、基本的にそのまま代入ですが、符号に注意しなければいけません。
音源から音が出て、観測者に向かっていくので、音源から観測者への向きを正とします。
つまり、vo=−5.0,vs=20となります。

さらに、f=640,V=340です。

これらを代入して計算すれば、求める振動数が出る。というわけです。

f'=[{340−(−5.0)}/(340−20)]×640
 =(345/320)×640
 =345×2
 =690[Hz]


波動まとめ


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posted by えま at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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