高校物理「波動」「ドップラー効果」反射板があるとき@
◆問題
観測者O,音源S,反射板Rが一直線上に並んでいる。O,Rは静止し、Sは振動数f0の音を出しながら、速さvで右向きに移動している。音速をVとして次の問いに答えよ。
(1) SからOに直接伝わる音の振動数を求めよ。
参考図
→
O S R
| ▼ |
―――――――――
★★ お知らせ ★★
AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、学校の授業の補習、定期テスト対策だけでなく、「大学入試共通テスト」の対策授業を行っています。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。
◆解説
ドップラー効果の問題です。
観測者が聞く音の振動数をf',音源の振動数をf,音速をV,音源の速度をvs,観測者の速度をvoとすると、
f'={(V−vo)/(V−vs)}f
の式が成り立ちます。
今回の問題では、音源が動いて、反射板があります。
(1)では音源から出た音を直接観測者が聞いた場合の振動数を求めます。
音源は観測者から遠ざかっているので、vの符号はマイナスと考えます。
通常は音速Vを正の数にするので、音源の移動方向が音の進行方向と反対ならvs=−vというわけです。
だから、求めるfは、
f=[(V−0)/{V−(−v)}]f0
={V/(V+v)}f0
次の問題→Rで反射した音の振動数
ドップラー効果
波動まとめ
江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2022年10月16日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
こんなヤツです

年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN