高校物理「波動」「光波」回折格子の筋の数
◆問題
波長5.0×10-7mの単色光を、回折格子に垂直に入射させたところ、入射方向と30°の角をなす方向に、4次の明線が見られた。この回折格子には、1.0cmあたり何本の筋があるか求めよ。
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◆解説
回折格子の明線の条件式は、「dsinθ=mλ」です。
dは格子定数、θは入射方向とのなす角、λは入射光の波長です。
この式でm番目の明線が見える条件を求めることができます。
この問題では、λ=5.0×10-7,θ=30°,m=4ですね。
d=mλ/sinθ
=4・5.0×10-7/sin30°
=20×10-7/(1/2)
=40×10-7
=4.0×10-6[m]
つまり、筋と筋の間隔は、4.0×10-6mであることがわかりました。
「1.0cmあたり何本の筋があるか?」を聞いているので、cmに直すと、
4.0×10-4[cm]
です。
筋の間隔がコレなので、1.0cm何本かを求めるには、割り算をして、
1/(4.0×10-4=0.25×104=2.5×103本
◆関連項目
ヤングの実験の問題
強め合う条件・弱め合う条件
波動まとめ
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2022年12月28日
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