2023年01月19日

高校化学「化学結合」CaSの結晶@

高校化学「化学結合」CaSの結晶@

◆問題

硫化カルシウムCaSの結晶中では、カルシウムイオンCa2+と硫化物イオンS2-が規則正しく配列し、結晶格子を構成している。隣り合うCa2+とS2-は接しているが、電荷が等しいCa2+同士とS2-同士は接していない。次の問いに答えよ。

(1) 硫化カルシウムCaSの結晶格子の名称と、カルシウムイオンCa2+の配位数を答えよ。


解答はこのページ下に掲載します。


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◆解答解説

硫化カルシウムCaSは、カルシウムイオンCa2+と硫化物イオンS2-が交互に並んだ、面心立方格子の結晶です。

CaSの結晶の1つのCa2+には、前後左右と上下にそれぞれ1つずつ合計6個のS2-が接しています。
つまり、この場合の配位数は6です。


次の問題→CaSの単位結晶の体積


◆関連項目
面心立方格子の配位数
物質の構成まとめ


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posted by えま at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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