2023年02月01日

中学数学「1次関数」三角形の面積を2等分する直線@

中学数学「1次関数」三角形の面積を2等分する直線@

◆問題

座標平面上に点A(2,0),点B(−4,0),点C(0,3)がある。点Aを通り、△ABCの面積を2等分する直線の式を求めよ。


面積を二等分する直線の式は難しそうに見えますが、頂点を通る場合は簡単です。


基本的な方法の習得におすすめの問題集です。


◆解答・解説

三角形の面積はもちろん「底辺×高さ÷2」ですね。

点Aを通って△ABCの面積を二等分するには、二等分した三角形の底辺と高さが同じになればOKです。
点Aを頂点とすれば、底辺はBCで、高さはAからBCに下ろした垂線になります。

ということは、

Aを通る直線で△ABCを2つに分けるならば、高さは必ず同じになる!

のですね!

高さが同じだから、底辺が同じになれば、面積も同じです。
それならば底辺の真ん中、つまり、中点を通ればOK!というわけです。

中点は座標の平均だから、BCの中点の座標は、(−4/2,3/2)=(−2,3/2)です。
この点とAを通る直線が、「Aを通って△ABCの面積を二等分する直線」です。

2点の座標がわかったので、y=ax+bに代入して計算していきましょう!

点Aを代入すると、

0=2a+b

BCの中点を代入すると、

3/2=−2a+b

これらを連立方程式として解けば、a=−3/8,b=3/4だから、求める直線の式は、

y=(−3/8)x+3/4

ですね!

◆関連項目
頂点を通らない場合平行四辺形の場合
1次関数まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中学数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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