2023年02月23日

高校数学「数と式」たすきがけを使った因数分解練習問題@解答(3)

高校数学「数と式」たすきがけを使った因数分解練習問題@解答(3)


この記事では、「たすきがけを使った因数分解練習問題@」の(3)の解答を掲載します。


◆解答

たすきがけのやり方に掲載した方法で解答・解説を書いていきます。

(3) 11a−4+20a2

この問題の場合は、ax2+bx+cの形になっていないので、まずは順番を変えます。

11a−4+20a2=20a2+11a−4

これでノーマルな形になりました。a=20,b=11,c=−4ですね。では、たすきがけをやっていきましょう!


@a,c,bの順に係数を書く

まず、少しスペースを取って、適当な長さの横線を書き、その下にax2+bx+cの係数をa,c,bの順に書きます。



―――――――――――
 20  −4  11


Aa,cの上に、それぞれの因数を書く

aの上には「掛けたらaになる2つの数」を、cの上には「掛けたらcになる2つの数」を書きます。
この場合、cの値がマイナスなので、cの因数どちらかにマイナスがつきますね。

 4   −1
   ×
 5    4
―――――――――――
 20  −4  11


Bたすきに掛けて合計bになれば完成!

線の上に並んだ4つの数のうち、左上と右下、左下と右上の組み合わせでかけ算をし、その結果をそれぞれbの数の上に書きます。

 4   −1 =−5
   ×
 5    4 =16
―――――――――――
 20  −4  11

かけ算して出てきたbの上の数の合計がbの値と一致すれば、その組み合わせが正しい因数分解の係数と定数になる。というわけです。

よって、

11a−4+20a2=(4a−1)(5a+4)


問題ページに戻る


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posted by えま at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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