中心(a,b),半径rの円の方程式は、
★ (x−a)2+(y−b)2=r2
の形で表されます。
x,yがともに2乗で、右辺にはrの2乗がある。と考えると覚えやすいと思います。
(x−a)2と(y−b)2のどちらにも係数がない(係数は1になる)ことも理解しておきましょう。
例えば、(x−3)2+(y+1)2=4という方程式で表される図形は、「中心(3,−1),半径2の円」となります。
もともとカッコの2乗になっていないときは、2次関数の頂点を出す場合と同じく平方完成をして、この形に直します。
例えば、x2−2x+y2+4y=0という方程式が与えられた場合、x,yをそれぞれ平方完成すると、中心と半径を求めることができます。
x2−2x+1−1+y2+4y+4−4=0
(x−1)2−1+(y+2)2−4=0
(x−1)2+(y+2)2=5
というわけで、この方程式で表される図形は、「中心(1,−2),半径√5の円」であることがわかりました。
◆関連項目
平方完成のやり方
図形と方程式まとめ
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ラベル:数学