中学国語「古文単語」現代語とは意味の異なることば@
中学でも出てくる古文単語のうち、現代語では違う意味で使われることばを6個挙げてみます。
これらは、現代語でも、見た目が同じ言葉があるので、誤解しやすいと思います。
それぞれの単語の現代語訳は、他にも何通りも可能なものもありますが、中学の範囲では、とりあえずこれだけわかればだいたいOKです!
あからさまに・・・ちょっと
あはれ・・・趣がある
ありがたし・・・珍しい
おどろく・・・目を覚ます
かなし・・・愛する
さうざうし・・・物足りない
これらの語が使われている例文は、お知らせの下です!
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◆例文
古文・・・あからさまに抱きて遊ばしうつくしむほどに (枕草子)
現代語訳・・・ちょっと抱いて遊ばせかわいがっているうちに
古文・・・野分のまたの日こそ、いみじうあはれに (枕草子)
現代語訳・・・秋の台風の翌日は、たいそう趣があり
古文・・・深き心ばへをのみ詠みしこそ、いとありがたけれ (増鏡)
現代語訳・・・深い趣だけを歌に詠んだのは、たいそうめずらしいことだ
古文・・・ものにおそはるる心地して、おどろき給へれば (源氏物語)
現代語訳・・・もののけにおそわれる気持ちがして、目をお覚ましになられたところ
古文・・・まことにかなしからむ親のため妻子のためには (徒然草)
現代語訳・・・本当に愛する親のため妻子のためには
古文・・・かやうのことに権中納言のなきこそ、なほさうざうしけれ (大鏡)
現代語やく・・・こういうことに権中納言がいないのは、やはり物足りない
後ほど、穴埋め問題も掲載します。
<中学国語>
現代語では使われない古語
現代語とは意味の異なる古語A
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2023年04月09日
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