◆問題
楕円x2/5+y2/4=1と直線y=x+kが異なる2点P,Qで交わるとき、線分PQの中点Rの軌跡を求めよ。
↓↓解答解説はお知らせの下↓↓
━━━━━━━━━━━━━お知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★★★★★「AE個別学習室(えまじゅく)」生徒募集!★★★★★★★★★
★ ★
★ 茨城県水戸市、常陸太田市、東海村の個別指導教室 ★
★ 「AE個別学習室(えまじゅく)」では、生徒募集をしています。 ★
★ 対象は小学生・中学生・高校生・浪人生。社会人も歓迎します! ★
★ オンライン授業も好評です!全国の生徒さんに対応可能です。 ★
★ ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
えまじゅくでは、経験豊富なプロ講師のマンツーマン授業が受けられます。
2人〜4人の同時指導も好評です!
今年も何人もの生徒さんが、第一志望(以上)の結果を出してくれました。
東海村教室では、全国大会経験者による指導が受けられる卓球教室の生徒も
同時募集しています。卓球と勉強両方やる人には優待もあります!
興味をお持ちの方は、まずはこちらからお問い合わせください。
家庭教師・塾のサイトと連絡先はここ → http://www.a-ema.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆解答・解説
P,Qは交点なので、まずは直線の式を楕円の式に代入します。
x2/5+y2/4=1にy=x+kを代入して、
x2/5+(x+k)2/4=1
4x2+5(x+k)2=20
4x2+5x2+10kx+5k2=20
9x2+10kx+5k2−20=0
そもそも、楕円と直線が共有点をもたないと始まらないので、その条件を調べてみます。
判別式D=b2−4acに代入すると、
(10k)2−4×9×(5k2−20)
=100k2−180k2+720
=−80k2+720>0
k2−9<0
(k+3)(k−3)<0
よって、−3<k<3
まずは、楕円と直線が交わるときのkの値の範囲は−3<k<3であることがわかりました。
続いて、「中点」という情報から、式を立てていきます。
P,Qの座標、中点Rの座標がわかっていないので、それぞれ文字でおきます。
P,Qのx座標をそれぞれxp,xq,Rの座標を(s,t)とすると、
s=(xp+xq)/2,t=s+k
とおくことができますね。
P,Qは楕円と直線の交点で、RはPQの中点だから、Rはy=x+k上にあります。
そして、先ほどの9x2+10kx+5k2−20=0の解が、xp,xqとなります。
つまり、この2次方程式を解けば、xp,xqとkの関係式ができるので、さあ解きましょう!
・・・でも良いのですが、計算が大変ですし、s=(xp+xq)/2という形でもあるので、2次方程式の解と係数の関係を使ってみましょう!
解と係数の関係より、xp+xq=−10k/9だから、
s=(−10k/9)/2
=−5k/9
これをt=s+kに代入すると、
t=−5k/9+k
=4k/9
ここで、kを消去するためにs=−5k/9をkについて解きます。
9s=−5k
k=−(9/5)s
t=s+kに代入すれば、
t=s−(9/5)s
=−(4/5)s
つまり、求める軌跡の方程式は、y=−(4/5)xとなります。
なおこの直線は座標平面全体ではなく、−3<k<3だから、−3<−(9/5)x<3であり、−(5/3)<x<5/3の部分です。
◆関連項目
楕円
平面上の曲線まとめ
判別式
軌跡の問題の立式の仕方
江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学