小学算数「小数の割り算」1.4÷56(筆算の方法を詳しく)
■問題
1.4÷56を割り切れるまで計算しましょう。
■ひとこと
「割り切れるまで」なので、もちろん1ケタでは終わりません!
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■解説
「割り切れるまで」という場合は、何桁も計算することになるので、筆算で計算しましょう!
割り算の筆算は
――――――
割る数)割られる数
この形で数字を書いて、「割られる数の中に割る数が何個入るか?」を考えていきます。
今回の問題は、1.4÷56だから、
――――
56)1.4
続いて、「割られる数の一番上の位に、割る数が何個入るか?」を考えて、その入る数を一番上の位の線の上に書きます。
が、1の中にはもちろん56は入りません。1の隣に小数点があるので、まずは「0.」を書きます。
0.
――――
56)1.4
次に、14の中に56が・・・入りませんね。というわけで、4の上にも0を書きます。
0.0
――――
56)1.4
次の位を考えたいところですが、もう何も数字が書いてない!無理!・・・ではなく、何もないということはゼロと考えて、
0.0
――――
56)1.40
これで考える数字は140になりました。140の中に56が何個入るか考えると、2個ですね!
線もちょっと延ばしておきます。
0.02
―――――
56)1.40
56×2の結果を、数字がずれないように気をつけて、1,4,0の下に書いていきます。
0.02
―――――
56)1.40
1 12
引き算すると、
0.02
―――――
56)1.40
1 12
―――――
28
引いた結果がゼロではないのでまだ続きます。
次の位は数字がないので、ゼロを書き足して、線を延長すると、
0.02
――――――
56)1.40
1 12
――――――
280
280の中に56が何個入るか考えます。56×5=280なので、ちょうど5個ですね!
だから、5を立てて、
0.025
――――――
56)1.40
1 12
――――――
280
56×5=280だから、一番下に280を書いて引き算します。
0.025
――――――
56)1.40
1 12
――――――
280
280
―――
0
引いた結果がゼロになったので、割り切れました!
つまり、
1.4÷56=0.025
です。
この問題の計算「小数÷整数」について動画でも説明してみました。
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2023年04月19日
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