2023年04月21日

高校化学「熱化学方程式」エタンの燃焼A

高校化学「熱化学方程式」エタンの燃焼A

◆問題

エタンの燃焼の熱化学方程式は以下のようになる。

C2H6+(7/2)O2=2CO2+3H2O(液)+1560kJ

この式に関連して、次の問いに答えよ。

(1) エタン0.25molが完全燃焼したとき、生じる熱量を求めよ。

(2) 発熱量が312kJのとき、生じた二酸化炭素の体積は標準状態で何Lか?


(2)の解答解説はこのページ下に掲載します。


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◆解答解説

与えられている熱化学方程式を利用します。

C2H6+(7/2)O2=2CO2+3H2O(液)+1560kJ

この問題での発熱量は312kJだから、1560kJの1/5ですね。

ならば、この熱化学方程式の物質の量もそれぞれ1/5になる。ということができます。

二酸化炭素CO2のもともとの係数は2だから、1/5にすれば2/5となります。
つまり、312kJの熱量が発生するときは、CO2は2/5mol発生する。と考えられます。

標準状態では1mol=22.4Lだから、2/5molの場合を求めると、

22.5×2/5=8.96L


次の問題→発熱量が780kJのとき


◆関連項目
熱化学方程式・化学平衡まとめ


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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