2023年04月22日

高校化学「熱化学方程式」エタンの燃焼B

高校化学「熱化学方程式」エタンの燃焼B

◆問題

エタンの燃焼の熱化学方程式は以下のようになる。

C2H6+(7/2)O2=2CO2+3H2O(液)+1560kJ

この式に関連して、次の問いに答えよ。

(1) エタン0.25molが完全燃焼したとき、生じる熱量を求めよ。

(2) 発熱量が312kJのとき、生じた二酸化炭素の体積は標準状態で何Lか?

(3) 発熱量が780kJのとき、生じた水の質量は何gか?


(3)の解答はこのページ下に掲載します。


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◆解答解説

これも、与えられている熱化学方程式を利用します。

C2H6+(7/2)O2=2CO2+3H2O(液)+1560kJ

この問題での発熱量は780kJだから、1560kJの1/2ですね。

ならば、この熱化学方程式の物質の量もそれぞれ1/2になる。ということができます。

水の係数は3なので、エタンが1molのとき水は3mol生じることがわかります。

これが半分になるから、今回の問題の条件では、水は1.5mol生じます。

水の分子量は、H2O=1×2+16=18だから、1.5molの質量は、

18×1.5=27[g]

ですね!


この問題の最初に戻る→エタン0.25molが完全燃焼したとき、生じる熱量


◆関連項目
熱化学方程式・化学平衡まとめ


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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