高校化学「熱化学方程式」エタンの燃焼B
◆問題
エタンの燃焼の熱化学方程式は以下のようになる。
C2H6+(7/2)O2=2CO2+3H2O(液)+1560kJ
この式に関連して、次の問いに答えよ。
(1) エタン0.25molが完全燃焼したとき、生じる熱量を求めよ。
(2) 発熱量が312kJのとき、生じた二酸化炭素の体積は標準状態で何Lか?
(3) 発熱量が780kJのとき、生じた水の質量は何gか?
(3)の解答はこのページ下に掲載します。
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◆解答解説
これも、与えられている熱化学方程式を利用します。
C2H6+(7/2)O2=2CO2+3H2O(液)+1560kJ
この問題での発熱量は780kJだから、1560kJの1/2ですね。
ならば、この熱化学方程式の物質の量もそれぞれ1/2になる。ということができます。
水の係数は3なので、エタンが1molのとき水は3mol生じることがわかります。
これが半分になるから、今回の問題の条件では、水は1.5mol生じます。
水の分子量は、H2O=1×2+16=18だから、1.5molの質量は、
18×1.5=27[g]
ですね!
この問題の最初に戻る→エタン0.25molが完全燃焼したとき、生じる熱量
◆関連項目
熱化学方程式・化学平衡まとめ
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2023年04月22日
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