2023年04月24日

高校数学「平面上の曲線」双曲線と直線との共有点の個数

高校数学「平面上の曲線」双曲線x2−5y2=5と直線y=2x+kとの共有点の個数

◆問題

双曲線x2−5y2=5と直線y=2x+kとの共有点の個数を調べよ。


↓↓解答解説はお知らせの下↓↓

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◆解答・解説

双曲線と直線の共有点も、2次関数と直線の場合と同様に、合成して判別式で共有点の個数を調べることができます。

まずは、直線の式を双曲線の式に代入します。

2−5(2x+k)2=5
2−5(4x2+4kx+k2)=5
2−20x2−20kx−5k2=5
−19x2−20kx−5k2−5=0
 19x2+20kx+5k2+5=0

xについての2次方程式になったので、判別式に代入します。
この場合はxの係数が偶数なので、D/4に代入すると、少し計算が楽ですね。
もちろんDでも構いませんが、ここではD/4で書いていきます。

D/4=(10k)2−19×(5k2+5)
   =100k2−95k2−95
   =5k2−95

判別式の使い方も、普通の2次関数のときと同じです。
つまり、D>0なら共有点2個、D=0なら1個、D<0ならなし。ですね。

5k2−95>0
 k2−19>0
 (k+√19)(k−√19)>0
よって、k<−√19,k>√19のとき、共有点2個。

あとはこの値を利用して、K=±√19のとき、共有点1個。
−√19<k<√19のとき共有点なし。

というわけで、双曲線と直線の共有点の個数を調べることができました!


◆関連項目
双曲線
平面上の曲線まとめ
判別式


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