高校物理「磁気」抵抗に交流電圧を加えたときの消費電力A
◆問題
100Ωの抵抗に、V=100√2・sin100Πt[V]の交流電圧を加える。
(1) 抵抗に流れる電流I[A]を、時刻tを用いて表せ。
(2) 抵抗で消費される電力P[W]を、時刻tを用いて表せ。
(2)の解答解説はお知らせの下
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交流電流でも、オームの法則は成り立ちますし、電力=電流×電圧すなわちP=IVは変わりません。
(1)で、I=√2・sin100Πtを求めました。
そして問題文に、V=100√2・sin100Πtが与えられています。
これらを代入して計算すればOK!ですね!
P=√2・sin100Πt・100√2・sin100Πt
=200sin2100πt
これで終わりでも間違いではありませんが、サインの2乗は、解答では、なるべく2乗にならないように変形した方がよいです。
三角関数の2倍角の公式より
cos2θ=cos2θ−sin2θ
=1−2sin2θ
よって、sin2θ=(1/2)(1−cos2θ)
つまり、
sin2100πt=(1/2)(1−cos200πt)となります。
だから、
P=200・(1/2)(1−cos200πt)
=100(1−cos200πt)[W]
次の問題→電力Pの平均
◆関連項目
電気・磁気まとめ
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2023年05月07日
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