2023年05月09日

中学数学「1次関数」1次関数y=−2x+5のxの変域が−2≦x≦aのときのyの変域

中学数学「1次関数」1次関数y=−2x+5のxの変域が−2≦x≦aのときのyの変域

◆問題

1次関数y=−2x+5のxの変域が−2≦x≦aのとき、yの変域は、−3≦y≦bになる。a,bの値を求めよ。


直線の変域は、両端です!


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◆解答・解説

1次関数の変域に関する問題です。
この記事などにも書きましたが、1次関数の変域は、その範囲内の両端の値になります。

−2≦x≦a,−3≦y≦bだから、x=−2のときy=−3で、x=aのときy=b・・・とは限りません(笑)

直線は右上がりの場合と右下がりの場合があります。
傾きがプラスなら右上がり、傾きがマイナスなら右下がりですね。

今回の問題では、y=−2x+5なので、傾きがマイナスだから右下がりです。

ということは、xが小さいときにyが大きく、xが大きくなるとyが小さくなります。

つまり、x=−2のときy=bで、x=aのときy=−3です。

y=−2x+5にx=−2を代入すると、
y=−2×(−2)+5
 =4+5
 =9

よって、b=9

y=−2x+5にy=−3を代入すると、
−3=−2x+5
2x=5+3
2x=8
 x=4

よって、a=4

まとめると、a=4,b=9です。


ちなみにこのa,bは、問題で決められているので、1次関数の標準形の傾きaと切片bとは関係ありません。


◆関連項目
変域
1次関数まとめ


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