2023年05月15日

高校数学「数と式」「平方根」1/(1+√5+√6)の有理化

高校数学「数と式」「平方根」1/(1+√5+√6)の有理化


先日の高校生の授業から、1問ピックアップします。


◆問題

1/(1+√5+√6)を有理化せよ。


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◆解答解説

分母に3つの項がある場合は、一気に有理化できないので、2段階に分けて有理化します。
例えば、分子と分母に1+√5−√6をかけてみると、

 1/(1+√5+√6)
=(1+√5−√6)/{(1+√5+√6)(1+√5−√6)}
=(1+√5−√6)/{(1+√5)2−6}
=(1+√5−√6)/(1+2√5+5−6)
=(1+√5−√6)/2√5

これで分母のルートの部分が1つだけになりました。
あとは中学レベルの有理化と同様にやります。
つまり、分子と分母に√5をかけて、

=√5(1+√5−√6)/2×5
=(√5+5−√30)/10

これで終わりでももちろん構いませんが、順番を入れ替えて、

=(5+√5−√30)/10

このようにするのがノーマルだと思います。


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数と式まとめ


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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