◆問題
3次方程式x3+ax2−x−6=0の解の1つが2のとき、定数aの値と他の解を求めよ。
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◆解答解説
3次方程式は、基本的に解が3つ出ます。
つまり、xの値が3パターンある。ということです。
「解の1つが2」ということは、「その3パターンのxの値のうち1つが2」を意味します。
xの値が2ならば、xに2を代入すればいい。というわけですね。
23+a×22−2−6=0
文字はaだけなので、普通に1次方程式として解きます。
8+4a−8=0
4a=0
a=0
与式にa=0を代入すると、
x3−x−6=0
xの2乗の項が消えてしまいました。
あとはこの3次方程式を解けばOKです。
3次以上の方程式を解くときは、基本的に因数定理です。
x=2はわかっているので、因数の1つは(x−2)です。
だから、与式を(x−2)で割れば割りきれます。
詳しい計算は省略しますが、割ってみると、
x3−x−6
=(x−2)(x2+2x+3)
こうなります。
(x−2)(x2+2x+3)=0
だから、x2+2x+3=0を解きます。
これも計算は省略しますが、解の公式で解くと、
x=−1±√2i
となります。
よって、「a=0,他の解x=−1±√2i」が解答です!
◆関連項目
剰余の定理と因数定理
「式と証明」「複素数と方程式」まとめ
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ラベル:数学